期別, 曜日, 時限: 2000 年 前期, 水曜, 2 時限
受講希望者へ:
受講希望者は「内容 1 いろいろな言語」の自然言語に 動物の音声による表現を含めるかどうかについての意見を e-mail で, Subject を "suugaku no tenkai"として古森 に e-mail で送ってください。その際, 氏名(ふりがな), 学生証番号, 所属学部, 学科, e-mail アドレス などを忘れずに書いてください。目的:
数学は科学の言語と言われている。その数学の言語について, 特にその言語を使った証明について, 数学的な手法で研究 するのが数理論理学である。ゲーデルは精密な言語が持つ 限界を示すと思われる不完全性定理を証明した。 ゲーデルの不完全性定理の意義と技術的な側面とについて議 論を通して理解を深める。方法:
議論は前もって e-mail で行い, その議論を更に深めるために集まって 議論する。スムーズな議論を行うためにあえて飲食も自由とする。 技術的な側面についての理解のためには講義と演習も行う。内容:
大学で学んだいろいろな知見をもとに以下のことについて討論し 理解を深めるとともに論理学の技術を学ぶ。テキスト: 教科書: 沢田允茂著「現代論理学入門」(岩波新書)
- いろいろな言語
大きく, 自然言語(日本語, 英語,...)と人工言語(Lisp, c, 数理論理の言 語,...)に分かれる。自然言語に人間以外の動物の音声による表現を含め るかどうかは, 意見の分かれるところである。言語をどう定義する かということとも関わってくる。- 形式と内容
- 数理論理の言語
- 数学の形式化
- ゲーデルの不完全性定理
ここには日本の数理論理学者の Home Page があります。 色々な Home Page がありますので楽しんで下さい。
2000 年 3 月 20 日に作成
2000 年 4 月 18 日に更新
2000 年 5 月 16 日に更新